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『ハイカラ』ほたるび様から頂いた相互記念イラスト!

ファイル 7-1.jpg

な、何と……恐れ多くも、『ハイカラ』ほたるび様から(ちゃっかりと)頂いてしまった相互記念イラストです……!

『ドロクル(女の子設定で擬人化)とタママ』という、曖昧というよりも人物しか言っていない痛々しいリクエストで、このようなほんわかとあたたかいイラストが頂けるなど……。お迎えするなんてずうずうしいことこの上ないのですが、お言葉に甘えてしまいました。

ほたるび様、この度は本当にありがとうございました!

―――そして。

見惚れている内に、どうしてもこの素敵なワンシーンの小話を書きたくなってしまい……勝手ながら、久方ぶりの小話として下に掲載させていただきたく……!

ほたるび様の擬人化設定が……その容姿が素敵で、彼等をイメージしつつ書かせていただきたくなってしまいまして……。調子に乗るのもいい加減にしろという話ですね、申し訳ありません!

ほたるび様限定で、苦情――もしよろしければ、そっとOKをいただけたら――をお受けいたします。

それでは。

『near…』

「湯気が雲みたいですぅ~」

 ほかほかのあんまんを食べながら、タママ君が嬉しそうに報告をする。微笑ましいな、と思うのは、自分が随分年上だからなのか。

 同じように、白い湯気を吐く豚まんを齧ると、同じくカレーまんを食べる彼女と目があった。長い前髪と眼鏡で彼女の瞳は隠れているのだが、おそらく視線は自分の方に向けられているのだと思う。

 変な意味じゃない。それでも、やっぱり大切なひとに見られているとなると、緊張する。

「どうしたの?」

 沈黙を誤魔化したくて思い切って尋ねると、寒いのか少し青くなった唇が、キレイに弧を描いた。

 

 雲の無い空に、視力の弱い自分の目にも映るほど星が散らばっている。漆黒とは言い切れない、少し青みが掛かったそこに、まんじゅうの湯気が吸い込まれていく。

「湯気が雲みたいですぅ~」

 隣に座っているガキが、そんなことを言った。上手いことを言ったと自画自賛をしているのか、馬鹿みたいに笑っている。横目でチラリと反対隣を窺うと、女みたいに微笑む先輩が、いた。

 子どもらしいと、和んでいるのだろうか。

 自分は生憎、そんな感情や感性をとうの昔に壊してきたのだが、この両隣の存在たちには強くそれが残っているらしい。そのことに対して抱くこの感情は、感傷になるのだろうか……?

「どうしたの?」

 ふと、先輩の声が響く。

 声を聞くと、ようやくこの人も男なんだと分かるのだ。

 しかしまあ、たった今自分が思っていたことなど言うつもりは全く無いので、ニヤリと口の端を持ち上げて別の言葉を紡ぎ出した。

「アンタとピンクって、違和感ねぇ~な」

 その言葉で、ぐしゃりと先輩の表情が歪む。泣き出す一歩手前のその顔を見て、あの妙な気持ちは奥深くに沈み込んだ。

 

 僕は、あんまん。

 クルル先輩は、カレーまん。

 ドロロ先輩は、なかなか決まらなかったから、僕とクルル先輩で選んだ。ピンク色の豚の形をした、豚まん。

 かわいいけど、考え方によっては残酷な形。

 食べるペースもバラバラで、僕は半分位食べたのに、クルル先輩は2口くらい、ドロロ先輩なんてようやく1口齧ったばかりだ。最初に食べ終わってしまうのが嫌でちょっと休憩していると、いつの間にか2人は2人の空間に入りかけている。

「どうしたの?」

「アンタとピンクって、違和感ねぇ~な」

「えぇ!?」

 まんじゅうを買う時にも、こうやって彼女はこの人を弄っていた。そしてやっぱり、こんな風に動揺していたのだ。

(――何か、何年経っても蜜月っていう言葉みたいですぅ……)

 付き合い始めたばかりという訳でもないはずなのだが……。

 ふと、そんなことを思ったけれど、後が怖いので黙ったままあんまんを齧る。寒いから、だいぶあんまんは冷めてしまっていたけれど、甘さだけは変わらなかった。

 

 《終わり》

とある夜に空の下で。

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コメント

こんばんは。こちらにて失礼いたします。

まさかまさか、飾っていただけただけじゃなくてこんな素敵なSSをつけてくださるなんて!
わわわ、ものすごく動揺気味です;
でもでもとても感激です!調子に乗るなんてとんでもない、私の方がお礼を言っても言い足りないくらいですよ。
ドロクルタマ三人とも川谷様の文章で私の脳内設定が強化されました。てか三人ともぴったりです!!

それとですね、こちらの文章、差し上げ物とは書いてないのですが、もし川谷様さえよければ、私のサイトのこのイラストをアップしているページに書いてくださったSSを載せさせていただいてもいいでしょうか?
すみません!図々しいお願いで。

それでは失礼いたします。
このたびはありがとうございました。

投稿: ほたるび | 2009年3月26日 (木) 01時03分

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